「きれいな女の人に会っても、ただきれいだなと思うだけで、
さして気にもとめないことが多いのに、いっぽう、
きれいだとも思わないのに なにか惹きつけられる人がいるだろう。
そしてその人がすばらしい女性だったら、
つきあっているうちに、内のほうから美しさが輝いてくるような感じで、
ついには、本当にきれいであるような気さえする。
そんな人は、本当に美しい。
岡本太郎」
そう思う。さすが岡本太郎、かぁっくいー。
きれいな女の人に会っても、デレデハラハラしちゃわないの?
さして気にもとめないことが多いの?へ?正気か?って思う。笑
こんなふうに、人の本質を見出すことができる人間になりたい。
こんな視点を持ってる男性(女性も)がいたら、めちゃくちゃかっこいい。
そして自分も、知れば知るほど「趣深くて美しい人」として成長したい。
やはり男女問わずに美しい人は、
造形美を超えて、味わい深く、知れば知るほどに
魅力を内側から放ってる人なんだよなあ。
美しいは、興味深い。
「美しさ」の基準はあくまでも主観なので、正解はないのだけれど。
でもそこには目には見えないキャッチボールのような交流があるのだと思う。
魅力を放つ人と、それを認識し美しいと受け取る人との間に起きる
特別な、けれど自然な交流。
それで、きっと気が合うとか、なんか楽しいとか、一緒にいたいとかって、
共鳴し合う美的感覚を要に、関係は発展していくのかも知れない。
ちなみに、さすが世界の岡本太郎。
彼の選んだ女性はめちゃくちゃカッコイイ。敏子さん。
確かに俗にいうきれいな人ではない。←
彼女の名言、沢山あるけど一つだけ。(彼女は本を何冊も出されています。)
「素敵な男でなければ、女はつまらない。
男をそういう、魅力的な存在にするのは、実は女の働き、役目なのよ。 」
太郎も敏子もどっちもかっこええやないかい。