人生の価値

今、あることのためにCVを書いているのですが、私が過去にアントレプレナーセンターという会社で公認ゴーストライターとして携わらせていただいた商業出版の数は14冊でした。

約3年+ちょっとの期間で一人の著者(+私)が14冊出版する、しかも著者の仕事は作家業がメインじゃない、そして二人とも全国各地の出張が多いって、驚異的だと改めて思います。

全タイトルと出版社を英語表記で書き換えるためにAmazonを見返していたのですが、なんとまあ、レビュー数が多く、その内容が本当に優しい世界で…素晴らしい…。

本当に人間性の高い受講生様たちや読者様、周囲の方々に恵まれてきたことを心からありがたく振り返っています。

そして、当時20代前半の私、多くの皆様方にゆるされながら優しい世界で働かせていただいてきたな、と実感します。

口の利き方といい、態度といい、生意気だったなー、と。(再会して謝れる方々には謝っています。汗 でもそれ以上に感謝なんだよなあ…)

そしてこの会社での経験によって、もっと思うのが、すんごい働いてたな、と。この会社を退職した後も、無茶苦茶頑張ってきたな、と。休みって何?の世界だったな、と。
仕事だからって色んな(身内含む)誘いを断りまくるのがデフォルトだったな、と。

努力、忍耐、根性、諦めない、、、、そういう苦しい精神論で自分を律しすぎてきたな。

でもそれは誰のせいでもなく、自分自身がその人生や生き方を受け入れ、生み出し、「そういうものだ」と自分の世界観を創ってきたからだとつくづく思います。

それによって得たことは大きかったけど、へりくだって静観すると、失ったことや逃したことだって同じようにあったことでしょう。

1年前の年末年始にがっつり大変な状態(適応障害と言って、原因の明確な鬱症状)になり、そこからすんごい思うのが、もうがんばんのやめよって。生き方変えよって。強く思っています。

でも一つ言えることは、頑張ってると本当に助けてくださる人がいる。というか、助けてくれた人が本当に本当に多く多く、過去振り返ると必ず現れてきました。(助けてくれることを期待してやっていたわけではなく、がむしゃらでしたが…)

だから今度は自分がそういう人、つまり助け支え導く人になろうという心構えでいました。

でも、そういう思いを利用し、一番親しいと思っていた友人に、こちらが苦しいと意思表示をしても助けてくれないどころか、本人の利益のためにもっと追い込んでくるという驚異をこの数年で経験していたことに気づき、そういう人間が存在するのも確かだということを身をもって知りました。

それによって、私が20代で出会ってきた人たちの徳の高さというか受容力って、本当に寛大だったなってつくづく思うのです。。。

でも出会いって選べないから交通事故みたいなものでもあり、その事故からリカバリーする中で、前よりもっと視座が高まり進化が生まれてくるのだと信じています。

その答えが、もう誰かのためとか、夢とか人生のために、がんばんのやめよってこってす。
楽しまなくちゃ。喜ばなくちゃ。今この瞬間を。

人生は今にある。今しか人生ではない。(じゃあ過去の話すんな笑)
未来のことを期待しても不安に思っても、今にとっては起きていないから価値はないに等しい。
過去は終わったことだから、何度思い巡らせても起きたこと以上の意味はない。
今、ワクワクすること、今、楽しいこと、今、嬉しいこと、、、

そして

今、悲しいこと、今、苦しいこと、今、痛みを感じること、、、
そこに集中し味わい尽くすことが人生を充実して生きる秘訣だと思う。
それらは決して刹那的に今が良けりゃそれでなんでもいいということではなく、
今を大事に生きるとは、その時々に感じる自分を大切に生きるということ。

そんなことに全身全霊を集中して生きていく時、人生が充実してくると実感します。

今、ここにあるもの。

それが人生の価値。